海外からの着眼
私は 日本人。
さぁ果たして何を知ってるんだろう。
いま海外で暮らして、日本の文字が恋しくて、そして手に取った。
『「日本」を学ぶ日本語教材』
これで日本を知ろうと思った。否、知らないわけがないと思ってた。
ただ日本語に触れたかっただけ、そんな動機で手に取った。
そして、自分の無知に触れた。
あまりにも理解しやすく、あまりにも不確定なまま見逃してきた「日本」についての
知識が、スポンジのように頭に入ってきた。
自分が今まで日本人であることが故に、見逃してきた「日本」の姿。
近すぎて分からなかった、そして熟知していたと思っていた「日本」の姿。
海外からの着眼によって、
その限られたスペースの中に、広く浅くそして日本人とは異なる視点の「日本」を
見ることができた。
数百年と続く日本の国技 「相撲」、
その長い歴史の中で、たった70名程の人間のみが、「横綱」と名乗ることが許された。
そして1993年、その長い歴史の中で、外国人の初横綱が生まれた。
僕は、その初の横綱「曙」を、K-1選手として、弱者だと決め付けていた。
曙さん、強いです!やっぱり強いです!!(^ε^)