Five seasons  -10ページ目

辞書を片手に Coffee Break!!

著者: アンブローズ ビアス, Ambrose Bierce, 西川 正身
タイトル: 新編 悪魔の辞典
日曜の昼下がり、Coffeeを飲みながら片手には分厚い辞書♪
私の脳内はまるで映画のoneシーンじゃないか!
と時計を見ると、今は木曜深夜。口に運ぶは冷え冷え麦茶。
んが、右手にはちゃんと辞書が!
ほほぉん あっしも歩く生き字引か?
私の辞書には『不可能』の文字はない!なぁんてね♪
おや?確かにないなぁ;;。。
なんじゃぁこの辞書はぁぁ ハァハァ
ってな感じでご紹介する辞書は(辞典だけど・・まぁどっちも区別がつかんが)

『悪魔の辞典』

 

決して悪魔になる方法とか、魔女のこととかが書いてあるわけじゃあないんで

あしからず!

本書は、ビアスによる社会風刺の短編集だと捉えていただければ幸い?

 

このビアスがまた秀才でさぁ、社会をよく観察してるよ!辛口でね!

まるでファッション界のピーコ!(おすぎ?)

まるで映画界の井筒監督!

否や、それ以上の辛口毒舌とも言えるな。

 

ちょっち引用して、辛口ぶりをご紹介しようじゃないか。

 

歯医者(dentist n.)

「あなたの口の中に金属を入れたかと思うと、あなたのポケットの中から何枚かの

 硬貨をつまみ出す手品師」

 

無感動の(apathetic adj.)

「結婚して6週間を経た」

 

祝賀(congratulation n.)

「嫉妬心から生まれる礼儀正しい行為」

 

これぞまさしく辞書の中の辞書だな。

もうココロの裏をグリっとえぐるような言葉の数々。

この思考の外在化こそ、社会を知るものの言動に違いない!!

 

お手元に一冊置いておけば、あなたも気分は辛口評論家!

チャオ!

 

 

 

 

歩いていたら

今日、帰り道に交番を通った。

ちらりと交番を覗くと、

[死亡2名 [昨日][都内]]

とあった。

 

ふぅん2人がこの世からいなくなったのか。

所詮、こんな感情しかわかなかった。。

 

そしてこんな言葉を思い出した。

「現代の若者の特徴 身近な人間には極めて敏感 少しでも遠い存在には極めて鈍感」

 

そりゃ当然さ と思う一方で 妙に言い当ててるような気がする。

例えば都市部では、マンションの隣に住んでいる人が誰なのかもわからない。

しかし、ちょっとでも知り合いになれば、メールやらなんやらと

常に身の回りに存在してもらおうと努力する。

 

内と外の境界線がクッキリとしているのかなぁ。

きっと、私も外の人間である2人が亡くなったことに

極めて鈍感な感情しかもてない。

しかし友人 知人に関しては過度に敏感なのかもしれない。

 

私は周辺という円の半径が短いのかな。

例えば、誰かが亡くなったとして、自分からどの程度の距離の人に涙するだろう。

恐らく、数えたら数えきれるだろう人数じゃな。

 

携帯電話が若者の大切なツールなのもそんな理由かな。

身近な人には非常に敏感になるのも、携帯電話が手放せない理由かも。

誰かが自分を意識していて欲しいなんて思ったりするだろうし。

 

極端に言えば、携帯のメモリーに入っている人だけが身近。

それ以外は存在しないと一緒。

 

メモリー内の人間が内側、それ以外は外側。

そんなふうに簡単に二極化してしまうのも

現代の特徴かな。

 

 

読み終わりもせずに・・

著者: 黒崎 政男
タイトル: デジタルを哲学する―時代のテンポに翻弄される“私”

まさにブログのタイトルにピッタリだ!なぁんてね。

インターネットに携帯電話にエトセトラ~ってな感じで

時代はまさに情報化!

それは別に構わんが、果たして何かを失いながらの進歩じゃなかろうか?

進歩に犠牲は必要か?いや不可避か?

 

私は特別古風な人間じゃぁないが、ってその前に、なるへそって思ったので

ちょっち人間を定義しなおそう!

 

人間とは

動物界 脊椎動物門 脊椎動物亜門 哺乳類 霊長目 真猿亜目 狭鼻下目 ヒト上科 ヒト科 ヒト属

で定義できるらしい。。

ちなみに学名だけでいえば、ホモサピエンス。

 

まぁ余談はさておき、

インターネット時代に生きるワレワレは、

何かを失っているんじゃないかという疑問が自然と起きるわけだ。

 

時代の流れはフルスロットルですから、失っていることも分からずに

生きているのかもしれないよ。

 

ま、そんな中で出会った本書は、思い出させてくれるよ。

インターネット社会の外界を。

 

例えば、写真だってそうじゃない。いまやデジカメ全盛期じゃん。

でも、今の静止画ってどんなイメージかっていったら、

恐らくある時間の流れを一瞬だけ切り取ったっていうよりも、

動画の1コマにしか過ぎない。

おや?ということは、静止画の集合が動画か。

 

現代社会は、まるでみじん切りにされたネギのように(ってどんな例えだよ・・)

時代の流れを切り刻む!

わぁおなんて残酷ぅ!

 

こんな現代社会はデジタル一色!デジタル=善=進歩かのような

謳い文句で、Digitalは世の中を這い回っている。

 

劣化もせず、コストもかからずに情報を保存し加工できてしまう

デジタルは実に便利!

しかしその利便性ゆえに、過去や現在をいとも簡単に保存できてしまうがゆえに

生じる弊害もあるだろう。

 

リアルとバーチャルの融和ともいうべきか、境界線を薄めてしまう、このデジタル野郎!

かっちょいい響きだが、イケテル響きの後ろにはガタガタと崩れるなにかの大きな

うごめきもあるだろうよ。

 

私は基本的に映し出した写真、静止画を加工することはしない。

私の視界に入ったのは現実であり、それがリアルであり、それを残したくて

シャッターを押す。

しかし加工した瞬間、それはバーチャルと同義と私は見なす。

 

・・気付きました。こんかいのブログのテーマは「書評」・・・。

 

あんぎゃ。。どこに書を評する文面がある??

まいっちんぐマチコ!

 

テーマを変えるか、書評をするか!さぁどっち?

迷ったあげく、ある一文を紹介することで書評と変えさせていただこう!

 

引用の引用だけれども、気に入った節があったので。

 

「書くという行為においては、書き手は自分の思考を外在化するわけである。

 書き手はテキストがつづられていくページとの間に反射的で再帰的な関係を持つ。

 この関係の中でさまざまな思考が具体化されるのである」

                    『ライティング スペース』

                           D. ボルター

 

質感を失いつつある時代の中で、思考したブログでした。

バイバイキン♪

CSSを編集してみたらん

ちょっち時間にゆとりがあったもんで、あっしもこのブログのデザインを変えてみようと思いやして、

ちっくらCSSを編集いたしやした!

変更点は特に目立つもんじゃぁありゃせんが、軽くスクロールバーをいじってみやした。

 

IEはどのバージョンから見れるのかな?

私は余談ではありますが、(←日記に余談なんてあるんかい?)

FireFoxをデフォルトブラウザーにしてるんだけど、しかし見づらいサイトが多いもんで、

ブログ見たりするときはIEに切り替えてるざんす。

 

んで、CSS編集した部分は

 

/* ----------------------- common ----------------------- */
* {
margin: 0;
padding: 0;
scrollbar-face-color: #FFE4B5;
scrollbar-highlight-color: #FFE4B5;
scrollbar-shadow-color: #FFE4B5;
scrollbar-3dlight-color: #FFE4B5;
scrollbar-arrow-color: #DEB887;
scrollbar-track-color: #FFFFE0;
scrollbar-darkshadow-color: #FFE4B5;
}

 

上記コードの scrollbar-***-color:#****; (←***は各項目で読み替えておくれい)

を付け足していくわけじゃ。

すると、スクロールバーの▲の色や、□の部分の色を設定できる。

どうやって書けばいいかと言えば、それは最後の#******の部分が色名だから、

色名を16進数であらわして記述する!

 

赤は16進数で#FF0000だし、黒は#000000だったはず。

色彩のリストに関しては HERE が参考になるよ。

 

地味なCSS編集だったけど、結構プレビュー何度も見直したりして

結構色の組み合わせの難しさを実感しやした!

 

次回はまたどこかを編集するぞん!(←まぁいつになることやら)

 

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楽チン一枚画像!

up

今週の週刊アスキーで紹介されていたフリーソフトが気に入ったぞよ。

 

画像詰め込み.exe ver1.9

 

実際に使ってみたけれど、私は非常に気に入った!

そこで、使用前の疑問を、使用後の私が自答しよう!

 

Q1 どんなソフト?

「複数の画像を一枚の画像に編集してくれるソフト」

 

Q2 使いやすい?

「まとめたい画像をフォルダに格納して、そのフォルダを選択するだけ」

 

Q3  使い道は?

「例えばブログに載せたい画像がたくさんあるとき1つにまとめられるじゃん」

 

上の写真は実際に詰め込んでみた画像。

確か背景色も変更できるから、もう少し綺麗な仕上がりになるのかもね。

ブログにアップするならこのサイズでこの画質でも全く問題ナッシングだから

何枚か一気にアップするならオススメじゃい!

 

 

 

Tiger Wins!

tiger

 

ついにゴルフの神が蘇ったってか。

強いって、こういうことなんだろうな。

 

3年ぶり4度目のマスターズ優勝だ!おめでとうタイガー!

彼はエンターテイナーといっても過言ではないくらいの魅せ方だね。

30位代からトップへと怒濤の追い上げ。

 

もう言葉がありません。タイガーさん。いやタイガー様。

勝つというより、勝ち方が素晴らしいんだよ。タイガー殿。

 

彼の打ったボールに何万人が熱狂したか、まるで命を授かったかのように

縦横無尽に駆けめぐる彼のボールは、世界で一番注目を浴びた球体かもしれないね。

 

さすがです!そしてありがとう!

久々に身震いがしたよ。誰のためでもない自分のためのスポーツが

ここまで人を虜にするなんて、ニクイぞタイガーウッズ!

あっぱれ!

 

岩井克人さんの本

著者: 岩井 克人
タイトル: ヴェニスの商人の資本論

岩井さんの本は大好きだ。

読ませる読ませる。難解な内容でも、言葉の走りが大好きだ。ついつい理解できないでいても

読み進ませてくれる。

 

岩井さんの著書の中で、最初に出会ったのがこの本だ。

確か3年前の夏あたりに出会ったような気がする。。定かじゃないけど。

本書は数ページずつの短編集であるが、ずいぶんと内容は濃い。

 

その中でも、優越付けがたいがあえて一編取り上げるなら

「広告の形而上学」だろうか。

こんなくだりがある。

 

「だが、それはその実、本来商品について語る媒体としての広告が、同時にそれ自身商品となって他の商品とともに売り買いされてしまうという、まさにライオンやトラやウサギとともに動物なるものが生息している光景とその奇妙さにおいてなんら変わるところのない形而上学的な逆説なのである。」

本来、商品を消費者に広く伝えるための、単なる媒体である広告は、今やGDPの数パーセントを占めるほどの大きな市場になっている。

単なる媒体が、いまや商品と化しているってわけじゃ。

 

ある製品やサービスの情報を消費者に伝えるとき、広告という媒体にて伝える。

 

しかしその広告に用いる情報は、製品の詳細な情報ではないだろう。

広く一般的な理解しやすい情報を、すべての人々へ、万人に向けて発信する。

その中で、広告は人の目に触れて価値が生じる。

製品の価値、サービスの価値を超えて、いや通過して、広告自体に価値が生じる。

より目に触れやすいように・・・。

商品になった広告。

これは再考の余地ありだな。

 

 

バーベキュー イン アキルノシ

akiruno

花粉症人間だって、春を満喫したい!!こんな晴天の日にゃ、大自然に囲まれて過ごしたい!

 

行ってきましたBBQ in Akiruno 

特に目的地は決めていなかったが、とにかく山の奥地でアウトドア活動を

しようと。

 

最大の目的は

『山々に囲まれながら、インスタントラーメンを食べる』

だったこの企画!

 

んで、お昼ころに東京を出発して、って言っても到着地も東京でしたが・・・。

あきる野市に着いたのは、2時半くらいだった。

どこに行こうか迷ったんだけど、とにかく山を目指して川を目指して行ったら

着いたのがあきる野市だったと。そういうことです。

 

持ち物は、ガスコンロと鍋ひとつ。

材料は現地調達!

 

さて、スーパーみたいな食料品屋を探して、

まずはインスタントラーメン、卵、ビールを買った。

 

そしたら、バーベキュー用の網と炭まで売ってたから

買っちゃいました。

炭火で作ったラーメンは

ガスコンロで作るより絶対美味しいはず!!

??本当??炭とラーメンって・・・。

 

まぁそんなこんなでさらに山奥へ。

ひた走ること10分。次は肉屋発見!

ラーメンだけより、豪快に肉でもかぶりつきたいっ!

ステーキ用の肉と豚肉を買ってさらに山奥へ。

 

着いたところは、ケータイも圏外な、東京圏内の

とある山中。

山の名前も川の名前もしらないけれど、

まさにアウトドアにはぴったりな場所!

 

まずは火を熾して、待ちに待ったインスタントラーメン。

なんだかやっぱりこういうところで食べるラーメンは格別じゃのぉ。

 

んまい、んまい。肉も美味しい!塩こしょうだけでもイケル。

野生人に戻った感じ!

 

もうこれでもかっていうほどラーメン食べちった。

もうしばらくラーメンはいらない・・。

 

非日常な環境に身をおいてみると、

同じラーメンでも味は全く違う。

今まで特に気にせず食べていた

このラーメンも、山の中では現代を象徴する食べ物じゃん。

 

私の中で、インスタントラーメンの評価が一段とUP!

してしまったので、これからまたラーメン生活しちゃいそう。

 

何はともあれ、良い経験したわ!

 

ありがとう山!

ありがとう川!

ありがとう炭!

ありがとう火!

ありがとう麺!

 

 

 

 

 

ローマ法王の遺書

ローマ法王の遺書が公開された。

遺書を書くこと自体は、特に興味の対象にはならないが、

驚いたのは、その遺書が、即位した1978年の翌年1979年から書かれていたことよ!

 

遺書と言っても、死を間近に感じたからではないだろうけど、

即位後すぐに後継を考えていたのかなと思う。

 

伝統という過去を守りながら、未来を見つめていたんだろうね。

わたしは基本的に宗教に何も期待していないが、

世界を善へと導こうとした彼は宗教を越えたすばらしき人だ。

 

遺書かぁ。このブログも長く続けば遺書のようなものになるのかな。

遺書とは言わずとも、毎日の考えや決意が込められていれば、

大切なものになるだろう。

 

おぉ読み返せば、支離滅裂じゃな。

まぁそりゃそうだ。

ローマ法王という至上の人物の事を語れるほど

自分の思想は育っていないと。

そんな風におもって生きていこう!

 

 

桜咲く季節に

もう桜が満開だ。

 

今まで何とも思っていなかった木々が、桜の花を咲かせていた。

 

花が咲いたから気付いたけど、それまで目にもとまらなかった。

 

そんな自分があまり好きじゃない。

 

一年に一度だけ、たった一瞬だけ花を咲かせ、狂ったかのように咲き乱れてくれる。

 

桜と我が人生、リンクさせてみた。

 

一生、平凡だけど補助ランプくらいが点灯している人生がいいか?

それとも、一瞬だけ思いっきりスポットライトが当たるような人生がいいか?

 

それぞれの価値観だろうけど、わたしは後者を望む。

 

一年に一回、咲き乱れるために日々栄養を補給している桜。